精度は、繰返し性や直線性など、さまざまな偏差の組み合わせです。下の図が、「計量センサの精度はどの程度ですか?」の質問に答えるための精度の定義に役立ちます。
行Aは系統誤差のある(真度が欠けている)測定ポイントを、行Bは系統誤差のない(正しい)測定ポイントを示しています。列1は分散した(精度が欠けている)測定ポイントを、列2は実質的に分散のない(高精度の)測定ポイントを示しています。繰り返す測定では、精度を確保するために正確で高精度の測定ポイントが必要です。したがって、一般にフィールドB2の測定ポイントのみが正確です。
メトラー・トレドの最も正確な計量センサは、ひょう量最大21 g、最小表示0.01 mg、繰返し性0.02 mg、直線性偏差0.05 mg未満のSPCです。